2010年10月7日木曜日
スタッフの入れ替わりが激しい理由
担当スタッフが退職のためコロコロ変わってしまったり、毎回オフィスに顔を出すたびにスタッフが変わっていたり、、、などの経験をしたことはないですか?(って聞いても申込みをした人でないと分からないですよね・・)
実際のところは会社や支店によって違うと思いますが、全体的に見て留学業界は人の入れ替わりが激しいと言われています。理由は人それぞれだと思いますが、大体は下記が当てはまると思います。
■拘束時間が長い
カウンセラーは残業や休日出勤が多いです。理由は簡単で、一人ひとりのお客さんのカウンセリング希望日に合わせていると、自分の休みを返上するしかないからです。
基本的にカウンセリングも自分でテルアポをして取っているので、お客さんがこの日以外は無理!って言ってきたら断る訳にいかないものです。
→カウンセラーのリアルな業務内容についてはこちらの記事に参照しています。
それなら、休みを他の日に振り替えればいいと思うかもしれないですが、他の日は他の日でまた別の接客が入ってしまうのです。そんなことを繰り返しているうちに、休みがほとんどなくなっています。
もちろん中には「私はその日休みなので」と最初の段階でカウンセリングを断るスタッフもいますが、それで売上結果が出なかったら、上司に何て言われるか簡単に想像できますよね。それがカウンセラーの立場です。
■給料が安い
大体の留学会社は給料が安いです。働いている時間に対して考えると本当に給料が安いと思います。
残業や休日出勤に対しても、それは営業が勝手にやっていることなので、それに対して給料は発生しません。会社からすると「仕事ができないから残業や休日出勤をしている」ということです。
もしかしたら、こちらのさじ加減で(カウンセリングをわざと長くするなど)、無制限に長くすることもできてしまうので残業代がないのかもしれません。
どんなに働いても給料は一緒ですし、売上を立てるためには残業も休日返上もしなければいけない。こんな状況は結構ストレスです。
売上に対して歩合制度や、インセンティブがある会社もあるかもしれないですが、そんな大した金額でなかったり、一部のトップカウンセラーしかもらないような設定になってものです。
組織なので、自分の給料分の利益も作れないスタッフもいます。その赤字分は売上を上げているスタッフから補わなければいけないので、たくさん売った分そのカウンセラーに還元されるという単純な構造ではないのです。
■イメージと違う
留学カウンセラーは留学経験者がなるものです。自分の留学経験をたくさんの人に伝えたい、ときれいな心を持って入社をするのですが、いざ働き始めると現実は営業職なのでイメージと違うと感じる人が結構います。
それに「他の会社で決めました。」とか「自分で手続きしました。」とかお客さんに言われると自分が否定されたような気がして落ち込むものです。
一度電話で話をした後やカウンセリングした後に一切連絡が取れなくなる人も多いです。これも何か悲しいですよね。
こんな感じで色々とイメージと違うことが続いて耐えられなくなる人もいます。
■家に帰る時間が遅くなる
カウンセラーは帰宅時間が遅いです。カウンセラーの仕事はテルアポとカウンセリングが中心なのですが、ほとんどのお客さんが夜に連絡が取れるため、帰社時間が遅くなってしまいます。
カウンセリングも20時から開始したら終わるの22時頃になり、そこから事務処理をして・・・となると家に着くのが23時、0時になってしまいます。
■友達が減る
またまた最初の拘束時間と関係がありますが、カウンセラーをしていると友達が減るという噂があります・・・と、この表現は半分冗談ですが、友達との約束を守れないことが多いです。
休みの日であってもいつカウセリングが入るか分からないので、なかなか友達との約束も立てにくい状況です。遊ぶ約束をしていてもカウセリングが入ることによって友達との予定をキャンセルすることもあります。
そんなことを繰り返しているうちに、段々周りから声をかけられなくなり・・・自分からの誘えなくなり・・・という感じしょうか?
こんなものですかね。。。
あくまでも大体な感じですよ。人はそれぞれ違うものなので。
会社によっては、入れ替わりなくベテランさんばかりの会社もあります。逆に常に入れ替わりをしている会社もあります。
カウセリングの際に、担当カウンセラーにどれくらい今の会社にいるのか、会社全体で一人あたりの平均勤続年数を聞いてみても判断材料の一つになるかもしれないです。本当のことを言ってもらえるかは別ですが・・・。
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