2010年11月20日土曜日
消費者側に意識してほしいこと(その1)
昨今は、留学会社の数も増え、色々な形態や営業手法があるためか、留学会社への批判を多く耳にするようになりました。
もちろん、それには大手留学会社の倒産が重なったことも原因にあるかと思います。
ここでは、留学会社を変えるのではなく、消費者の行動を変えることによって留学業界だけでなく消費者も全てにとって良い環境を作り上げる方法を考えてみました。
消費者行動が変わる → 留学会社が整備されていく → 健全な業界になる
こんな流れをイメージして考えてみました。
そこで、具体的に消費者に意識して欲しいこととは何かというと下記の通りです。
●むやみに資料請求をしない
よくインターネットや本屋でよくリサーチもしない段階で資料請求をする人がいます。
「どんなことを知りたいのか?」と確認しても「とにかく何でも知りたい」・・・と。
留学会社も営利目的で仕事をしているので、そりゃあ資料請求が来たら営業をかけます。
資料だって経費をかけて作っているのだから、渡す限りは元を取るために必死です。
そうなると消費者としても・・・
たかが資料請求しただけなのに、すごい営業されて迷惑・・・
何てことになってしまいます。
営業をかける人だってしんどいです。
上司からは、
「何でカウンセリングに呼べないんだ!」
「資料請求をしているという段階で興味があるはずなんだから呼べるはずだろ!」
「お前の話し方に問題があるからだろ。休日返上で勉強しろ!今日はカウンセリングを呼べるまで帰るなよ。」
って詰められるものです。社会人の方なら分かってもらえますよね?
資料請求をするのであれば、その会社に相談する気持ちを持ってやるようにしましょう。
もちろん、資料請求したからその会社で絶対に申込みをしないといけないことはないです。そういう意味ではなく、きちんと相談までお願いする気持ちを持って資料請求をしてほしいという意味です。
そして何よりも、”とにかく何でも知りたいという段階では、留学会社が無料でくれる資料にあなたが求めている情報はない”です。
相談する気もなく資料請求ばかりしていると、
・資料制作費用
・郵送費用
・電話代
・営業をかけるスタッフの人件費
これらばかりが留学会社の負担になってしまい、結果会社経営を圧迫します。
忘れてはいけないのは、その会社に既に申込みをしているお客さんだっています。
そのお客さんが無事に留学に行くためにも、無意味に会社の経費や時間を奪うことはやめましょう。
また留学会社側にとって意味のない資料請求が減ることによって、スタッフもお申込み済みのお客さんや、留学を本気で相談したい人に対しての時間をより多く持つことができます。
同じ費用で良いサービスを受けることができるはずです。
そういった意味で、消費者がむやみに資料請求をしないことによって、カウンセラーも留学会社の経営も、そして既に申込みをしているお客さんも全てが良い影響があるはずです。
消費者側の行動を変えるだけで、留学会社で働く人も、留学を予定している人もハッピーにできるはずです!
最後に一つ。
誤解をしてほしくないのは、中途半端な気持ちで資料請求をするな、留学会社に相談するな、という意味ではないです。
資料請求する前に、できるだけ自分で調べてみる。何が疑問なのかくらいは明確にする。
資料請求するのであれば、その会社に相談まではするつもりでやる。その結果その会社を利用するかどうか、留学自体をやめるかは自由。
ということだけです。
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