昨日、ある消費者団体が留学あっせん会社に対して、高額のキャンセル料設定をやめるように東京地裁に訴訟を起こした、というニュース記事を見た。
ニュース記事はこちら: http://www.asahi.com/national/update/0914/TKY201109140717.html
訴えられた会社はワールドアベニューという会社。東京と大阪にオフィスを持ち、シドニーにも自社オフィスと学校を一つ持っていたと思う。
もちろん、私はこの会社の存在を知ってる。ここで働いていたカウンセラーも知っている。
私はこのニュースを見た瞬間に二つのことを感じました。
その感じたことは、これから留学を考えてる人たちへ届けるためにアウトプットしないといけないと思い、今、記事を書いてます。
高額のキャンセル料設定をやめるように提訴する、とはどういうことか?
二つしかシーンを想像できなかった。
一つは、この会社にお願いしたくてお願いしたくてたまらないけれど、キャンセル料が高額過ぎて諦めざる得ないから。
もう一つは、契約した後に不安に思うことが多く、キャンセルを検討したのだが高額過ぎてキャンセルもできないから。
絶対、後者である気がしてしまうのは、ここだけの話にしておきましょう。
ということは、契約後に後悔する人がどれだけいるか?って話じゃないですか。
留学は物を販売する訳ではないです。
契約をもらってから出発日まで、プランによっては帰国日までサポートをしないといけないもの。
契約の瞬間だけ気持ちを盛り上げ契約書にサインをさせることなんか手馴れた営業マンなら誰だってできる。
契約前と後では言ってること・やってることが変わる。
そういう経営スタイルをしている会社って思われても仕方が無いほどのニュースだということ。
このニュースはスルーしちゃいけないんです。
これから留学あっせん会社の利用を考えてる人へ、今後確認するべきポイントを教えてくれてるんです。
この提訴をした人たちの悔しい気持ちを無駄にしてはいけない。
そして、もう一つ感じたこと。
それは、どうか皆さんの中で カウンセラーと会社を一つの括りにしないで欲しい ということ。
私は上に書いた会社で働いてたスタッフを数人知っていますが、人間的にひどい人なんか一人もいなかった。
むしろお客さんに対して一生懸命で自分のプライベートの時間を削ってでも頑張るような人たち。
契約後のお客さんにサポートの時間を与えてくれないのは、会社のスタイルの問題。悪いのは経営者であり、あくまでも法人格なのでです。
常にノルマを追いかけさせて精神的に追い込ませる環境にいたら、カウンセラーだって契約後のお客さんに時間を使う余裕もなくなるでしょ。
仕事やってる人なら分かってもらえると思うけど、上司の指示にいちいち歯向かうなんてできないでしょ。
会社の中に属するってそういうもの。自分の感情だけでは思うようにできないものです。
だから、どのカウンセラーもプライベートの時間を削ってでも、少しでも自分の思うこと=契約後のお客さんへのサポート をやろうと頑張っているのです。
なんかまとまりないままですが、ニュースを見て感じた私の素直な気持ちです。
2011年9月17日土曜日
2011年9月3日土曜日
アブログができた背景とやりたいこと

最近ツイッター上でアブログのためのアドバイスをいただき、そのやり取りの延長線上でアブログのサポートを数人の方にお願いしました。
特に一人の方が積極的に活動をしてくれているおかげで、フェイスブックページを中心に活発になってきています。本当にありがたいこと!
その方がツイッター上でアブログについてを発信してくださり、そういえば私自身がアブログで実現したいことを改めてまとめたものを書いていないな〜と思ったので、今回筆を執ったという流れ。
※ちなみにその呟きはこちら → http://togetter.com/li/182209
最初アブログで実現しかったのは、
留学経験者を簡単に見つけるツールがあったら絶対便利!
ということ。
留学とIT(ウェブ)の相性の良さを非常に感じていて、留学している人って結構ブログやツイッターをやっているなって前から感じていました。そこに更にフェイスブック!留学した人は、留学先のお友達と Keep in touch (関係を保つ)のためにかなりの確率でフェイスブックを始める!
そして、そこにはまさにリアルな飾りのない留学生活が垣間みることができる。加工を加えられた業者が提供する留学体験談とは全く違う、魅力的な情報が詰まっていると感じていました。
ただウェブ上には情報がありすぎて、なかなか希望する留学経験者にたどり着くことができない。「留学」というキーワードで検索しても業者関係ばかり・・・。
更に可能であれば、自分の行きたい街、自分の通いたい学校を経験した人にたどり着くことが出来たら、その人にとってその価値は本当に本当に高いものになるはず。
一方、留学経験者だってせっかくブログとかをやるならたくさんの人に見てほしいと考える人も少なくない。やっぱりコメントもらえたら嬉しいし、それがまたモチベーションになって留学生活を頑張ることができるはず。
ここがうまく交差するプラットフォームを作ることができたら、すごい素敵なことになる!と思ったのが最初の発想です。
そして、次に思ったのが、
「留学したい人」「留学している人」「留学した人」この3つをうまく融合する!
ということ。
アブログを登録するときに、「留学は10年前なんで〜」「まだ留学始まっていないので〜」という話を実際に聞いて、ピンときた。
これから留学をしたい人にとって、留学経験者の10年後なんてすっごい貴重な情報じゃないか。また今現在準備中の人の情報だって興味あるはず。
留学は買い物と違って、自分に対しての投資。
その投資を行った人が、帰国後、実際にどんな生活を送っているのか
これからその投資を行う人が、今どんな準備をしているのか
ここの情報にだって十分な価値がある。
「留学」というキーワードにおいて、この時間軸が交差できるプラットフォームを作ることができたら、すごい素敵なことになる!と思ったのが次の発想でした。
ちなみに、先日のツイッターのアドバイスではまさにこの部分で、
アブログに登録中に人たちを
「留学うぃる」:これから留学するひと
「留学なう」:現在留学中のひと
「留学だん」:留学したひと
というカテゴリー分類ができたら、留学したい人(検索者)にとって分かりやすくて良い!ということでした。いや〜、ナイスネーミング!
まとめ
今、ソーシャルメディアの利用が一般的になってきているおかげで、個人がインターネット上に情報を発信することは自然なことになっています。
新しくアブログで情報をまとめて提供する必要はないんです。結局そんな情報は数ヶ月も経てばもう古い情報になってしまう。
更に「その情報の内容が何か?」が重要ではなくて「その情報を発信している人はどんな人か?」こそがポイントであって、留学情報サイトが束ねた情報という段階で既に魅力半減のフィルタがかかってしまうのです。
日常生活だって、どんなにテレビで映画の宣伝を見るより、親友に一言「あの映画良かったよ!絶対あなたも好きだと思う!」って言われた方が見たい気持ちになる。これと一緒。
「人」にフォーカスを当てて、その人がやっているソーシャルメディアに誘導できれば、検索者(留学したい人)にとって常に最新の情報、または最適な情報を得ることができるはず。
そんなテーマをアブログで実現したいと思っております。
もし興味がある方がいたらご一報を!
特に個人的には、プログラムかける人とウェブデザインできる人をすっごい欲しています。
毎週じゃなくても良いので週末に少し時間を分けてくれる人、探してます!
ただ非常に残念なことにお金がないため賃金をお支払いすることもできません。
この点はパトロンして下さる方がいたら解決できます。ということでパトロンも大募集!
※私の書いたパトロンとは「活動を金銭的な面で支援してくれる方」という意味
本当に本気で皆様のお力が必要なステージに来てしまったので、お力添え頂けたら嬉しいです。もし周りの方で興味持ちそうな人がいたら、ぜひこの存在をお伝え頂きたいです。
ここには書かなかったのですが、技術的、時間的、金銭的な課題が解決できれば、アブログ上でやりたい企画やコンテンツがまだまだたくさんあります。
それらについては、また別の機会で記事にまとめますね〜。
登録:
投稿 (Atom)